2月27日、新人事制度が導入されて3回目(3年目)の昇格試験を京都/名古屋の同時開催で実施しました。
わが社では、従業員ひとりひとりが様々な欲求を持った人間であり、その人たちが集まった場所(=会社)との考えがあります。それぞれの欲求にあった「人生設計」を描いてもらい、昇格試験の受験機会を掴んだとしても「受験する/受験しない」は本人の意思に任せています。
そして昇格試験の目的は、
①自己啓発・能力開発への動機付けがなされ、社員の一層の能力アップが期待
②昇格試験の範囲は世間一般の常識問題を含む、我が社のホームページ、就業規則、配布資料等から出題
③試験の結果を昇格基準のひとつにすることにより、納得性ある昇格管理が実現すると共に、適切な管理監督者の選抜
の3本を掲げ、今年の出題範囲(上記②)は、一般常識を取り止め、すべてを社内情報から出題しました。
新人事制度導入から3年目、これまでの運用により「昇格認定基準」である過去累積査定ポイントもたまり、昇格試験の受験機会を掴む人が徐々に増えて来ました。
旧人事制度は「絶対評価→絶対査定」で運用、新人事制度から「絶対評価→相対査定」の運用に切り替えています。これにより、毎期「成績優秀者(S査定やA査定)」が査定分布比率に準じて認定、受験機会者が増える要因になっています。
結果は、即日採点/翌日発表しています(仕組的に「最大全員合格/最小半数合格」で運用)。
・合格者は、4月1日から新たな等級での活躍を期待しています。
・不合格者は、過去累積査定ポイントを維持しますので、来年の再チャレンジを期待しています。