わが社の社訓「責任、誠実、創意」からなる行動指針（3指針×3項目）は、すべて「考えて行動する」に繋がります。
そのひとつに【創意：既成概念に捕らわれない創意や工夫を駆使、新たな取組みや仕組みを考え抜き、導き、創造性に富んだ行動をしている】があります。これは既成概念や既存の取組みを「無条件に批判」するのではなく、その固着した概念に捕らわれることなく「問い続ける」ことで、さらに良い方法を考え、導き出し、行動に変えていくメッセージ（指針）です。
先日の日曜日、わが社のビジネスを数十年に亘って下支えして来た電話網を撤廃しました。
レガシーシステムの代表例でもある「主装置（ビジネスフォン）」と「専用電話機（約50台）」のリース満了を見越し、代替システムの検討を重ねていく中「クラウドPBX」なども候補にあがりましたが「そもそも必要か？」のひとことで撤廃が決定、撤廃前提から逆算した最小システム構成（電話回線数も大幅削減）で整備しました。
正直、この主装置を維持メンテ出来る自信はなく、完全にブラックボックス化していました。
写っている2倍（約50台）の専用電話機も返却、撤廃によりデスク周りもスッキリです。
全てのデスクに専用電話機（ビジネスフォン）があった時代と違い、デスクの作業面積も拡大、効率化に寄与することを期待します。これからも批判的思考（本当に？必要か？それ大事？隠れた前提は？）を問い続け、より良い環境を自分たちの問いから構築していきます。